私のいとこはヤンゴンで働いて7年になる。夕食を一緒に食べることができた。彼はここで恵まれない子どもたちを支援している。
ミャンマーのいくつかの州は互いに対立していて、その関係は緊迫しているそうだ。そのような中で、数えきれないほどの子どもたちが
親によって売られている。売られる子どもの多くは労働者とされ、町へ連れて行かれ、レストランでの補助業務や清掃員といった
仕事をさせられている。しかも、こういった子どもたちが逃げることのないように、一日の仕事の後で監禁されていることも
珍しくないそうだ。
ミャンマーの主な宗教は仏教であるため、クリスチャン人口はミャンマー総人口の10%未満である。寺院や僧侶はどこにでも見られる。
僧侶たちはここではあがめられ敬われている。カルマの考え方が根強いミャンマーでは、非常に貧しい人でも、彼らや寺院にお布施を
支払っているのだ。アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.230