アジア・アウトリーチ・AR234

 日本にリバイバルを送ろうとしていらっしゃる神様 は、その証として、日本に宣教師たちを送ってくだ さっています。その方々のお証を通して、私たちは世 界の国々から支えられていることを覚え、前進して行 きましょう。

 私はポエンニ・トミ、2009 年にイエス・キリスト を信じました。両親と祖父母はクリスチャンで、小さ い頃からイエスについていろいろなことを聞いていま した。イエスを信じる前、死んだらどうなるか考えて いました。その時自分自身で聖書を読むことを始めま した。そして、神様が聖書から答えてくださいました。 罪は地獄に至るものと知るようになりました。

 日本に宣教師として働いた祖母を通して、幼い頃か ら日本について聞いていました。2010 年アジア・ア ウトリーチ・ジャパン主事の吉田宣教師夫妻がフィン ランドに来られました。ユヴァスキュラ市のペンテコ ステ教会の集会で隆先生が日本について、大宣教命令 について話しました。例えば日本でまだキリスト教会 がない場所がたくさんあることについても。私は祈り ました。「神様の御心なら私はいつか福音を伝えるた めに、日本に引っ越すつもりです。

 日本に行きたい、しかしこれは、神の声か自分自身 の声かと考えました。集会の中で「もし神の御心なら 吉田宣教師の口から私を日本に誘って下さい!」と祈 りました。その後、恵利子夫人は、集会が終わったら ポストカードを売ると知らせました。その時もう一度 祈りました。神の御心なら僕にポストカードがプレゼ ントされるようにと。

 礼拝が終わった後、恵利子夫人は私を見て、英語 で“You have a heart for Japan, please come to Japan”と言いました。そして、ポストカード・コレ クションを私にくださいました。その時、「私は日本 にいつか行く」と、決心しました。それから一歩一歩、 神様はいろいろな導きによって私と妻のマリアを日 本に導いてくださいました。

 日本に引っ越してから、いろいろな新しいことを経 験しました。日本語は思ったよりもっと難しいです。

  リバイバルについて

 リバイバルは、まずクリスチャンの心から始まりま す。クリスチャンが悔い改めること、祈ること、聖書 を学んで従うこと、自発的に福音を広めることが必要 です。これがなければリバイバルは来ません。

「ところが、この民には、かたくなで、逆らう心が あり、彼らは、そむいて去って行った。彼らは心の中 でも、こう言わなかった。『さあ、私たちの神、主を 恐れよう。主は大雨を、先の雨と後の雨を、季節にし たがって与え、刈り入れのために定められた数週を私 たちのために守ってくださる。』と。あなたがたの咎 が、これを追い払い、あなたがたの罪が、この良い物 を拒んだのだ。」(エレミヤ書 5:23 ~ 25)

 現在私たちは、奈良県の田舎、宇陀市という町で福 音を広めています。宇陀市の中には 4 つの村があり ます。それらは室生、大宇陀、菟田野と榛原ですが、 榛原以外の村にはキリスト教会がありません。

 私たちは福音を広め、教会を開拓しようと働いてい ます。この辺りに住む日本人クリスチャンたちと一緒 に働いています。1 年半前に引っ越してきましたが、 忍耐と神様の愛が必要です。

 私たちは奈良県宇陀市の様々な場所で集会をやっ ています。私たちはこれからも神の恵みによってこの 働きを続けて行きます。お祈りください。




アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.234

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JANUARY - MARCH   2021.