アジア・アウトリーチ・AR240

 日本にリバイバルを送ろうとしていらっしゃる神様は、その証として、日本に対して新たな宣教師派遣の波を与えてくださっています。 そのお証を通して、世界の国々から支えられていることを覚え、前進して行きましょう。今回はスウェーデンから遣わされている サナ・ガブリエルソンさんにお話を伺いました。

どのようにして、信仰を持ちましたか?

 私の両親は宣教師でしたので、いつも教会の集会に出席していました。ですから、それは私自身の信仰というよりは、 両親の信仰だったと言えるかもしれません。14才の時でした。クリスチャンの若い作家であるフランク・ペレッティ著「砂漠の石の秘密」 という本を読んでいました。その時、私は聖霊様の働きを感じ、この信仰が両親のものではなく自分のものとなることを祈りました。

その後、どのように宣教の働きに導かれましたか?

 私の父は、様々な異なる国々に出かけて宣教の働きをしてきました。インド、ネパール、アフガニスタン、パキスタン、 イラン、ウクライナ、ロシア、ミャンマー、バングラデシュといった国々です。ですから、国境を越えて教会の働きをするということは、 私にとってごく自然なことでした。ある方にとっては、別の国に引っ越すということは大きな決心を要すると思われるかもしれませんが、 私にとって日本に引っ越すことは普通のことでした。私は人々に神の愛を現わす、ベタニヤ・チャペルで奉仕する一人の英語教師であり、 クリスチャンに過ぎません。

日本に導かれたのはどうしてですか?

 私がシンガポールで通っていた学校は、多国籍の子どもたちが集うインターナショナル・スクールで、 そこにいっしょに育った友人たちの多くは日本人でした。私は英語が得意だったので、先生は日本人の隣りに座って、 その授業や宿題を手伝うように頼みました。多くの日本人の友だちができ、高校の時、私は日本語初級を取りました。 また、日本のアニメを何年も見てきました。いつも日本語は美しい言葉だと、感じていました。

来日の前の日本の印象と実際は同じでしたか?

 私は、シンガポールで育ったし、アジア諸国に広く旅行したこともあったので、多くの外国人が抱くようなイメージとは異なり、 来日の前からすでに日本に対する正しい理解をしていました。友人たちやメディアを通して、日本文化についてすでに味わっていました。 17才の時に一度訪日したことがありましたから、日本に住むことも大丈夫でした。

日本のリバイバルはどのようにして始まると思いますか?

 私は、日本の教会がすでに成長していると思います。パンデミックのために、人々はキリストの教え、交わり、 繋がりといったものを新しく、今までとは異なる方法で探し求めています。教会が、個人的な接触、スモールグループ、 聖書研究、食事を通してのイベントによって人々に伝道しようとするならば、教会は継続的に成長します。 私はスウェーデン人ですが、その文化の中では「フィカ」という大切なことがあります。 「フィカ」は、友人たちとお茶をする時、パン、ビスケット、サンドウィッチなどをいただきます。食べて交わりをするということは、 どんな文化でも大切です。イエス様も弟子たちと食べたり飲んだりしました。ですから、 できるだけ友人とお茶をする機会を持つようにしてください。




アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.240

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JULY - SEPTEMBER  2022.